こんにちは\(^o^)/猫ママです。あー眠い。おか、今日は、5時起きよ。
そこから、ずーーーーっと朝ごはんあげるまで不気嫌で…勝手に起きて勝手に不機嫌、マジやめて(T_T)
これでも赤ちゃんの頃より、マシになってきたんだけどねー。
梅雨とか気温差とか大気の不安定さとか、きっと苦手なんでしょうなぁ。不機嫌極まりないっす(T_T)
そんな寝不足の猫ママが、お届けします、お家ジプシー15です。
約束の時間に不動産屋さんと連絡つかず…あれ?突撃訪問する?
基本、中古物件内覧は、家族3人で行く。おかは、車椅子なので、猫パパは内覧時、おかを抱えて行く。
その日は薄曇りの日で、現地近くのスーパー到着時に、不動産屋さんに猫ママは電話。猫パパは、車から降り、おかを車椅子にチャイルドシートから移動させる。
不動産屋さんに電話するも…繋がらない。2回ほど試してみたものの…ダメだった。
猫ママ「ねぇ、不動産屋さんに繋がらないよ。もう時間だよね?」
猫パパ「え?うん。あーどうしようか。あ、雨降ってきた。」
猫ママ「お家にいて、家主さんと話しでもしてるのかな?ちょっと行ってみよっか?」
猫パパ「そうだね。おかが、濡れちゃう。場所は分かるの?」
猫ママ「確認済み!」
猫ママ、中古物件は基本、グーグルマップで位置確認して、外観写真をチェックしちゃう。ついでに周辺をウロウロ探索したりして…。
周囲の雰囲気とか、商業施設の確認とか、グーグルマップで色んな発見あるよー。オススメ。
で、小雨の降る中、目的の家に到着。お馴染み、お家ブレーンY氏オススメ物件。
オススメポイント。
大手ハウスメーカー建造
原価と売値がほぼ一緒という奇跡的物件
周辺は商業施設が充実しており、土地の資産価値が高い=不要になっても売却益がそれなりにある
築20年そこそこで、まだまだ住める
とまぁ、条件はいいのだ。
さて、インターホンを押すと、暫くして、男性が出てきた。顔に戸惑いの色が浮かんでいる。年齢は…60代半ばから後半、といったところだろうか。
(あれ?不動産屋さんいないのか?話しも聞いてないのか?)
猫ママ、怪訝そうな表情の家主さん(おそらく)に、
「あの、15時に内覧予約をしていた猫山と申します。ご存知ですか?」
と言ってみた。
家主さん「ああー…。どうぞ、お入り下さい。」
ゆっくりした口調で話すと、玄関の方へ向かう。とりあえず、大丈夫…かな?後に続くことにする。
猫パパは、玄関先におかの車椅子を置かせてもらい、おかを抱えて中に入った…。
薄暗い室内と異臭 この漂う違和感は一体…
家主さんはまだ居住中なのだろう、物が沢山あった。室内は、その日、薄曇りだったせいか自然光のみで暗い。
玄関に入った途端、つんと鼻を付く臭い。廊下に置かれたケージと猫のトイレ。現在使われている雰囲気はない。動物の臭いだ。
そして壁紙に引っ掻き傷。めくれている場所もあった。
家主さん「犬と猫を飼ってたんでね、壁がちょっと剥がれてたり、あと臭いがちょっと、するんです。」
猫パパ「うちも飼ってるんですよ。」
家主さん「うちのは、もう死んじゃいました。…部屋見ます?」
廊下を挟んで、左側が書斎、と言われた。畳の部屋だが、雑然としている。本棚にびっしりある本。テーブル、椅子。…暗い。明かりがついてないからかな…。あと雨戸が閉まってるからか…。
おかを抱いた猫パパは身動きが取れないので、猫ママが先に部屋中を見せてもらった。
続いて、リビング。ソファーとテーブルがあり、ここにも高さの低い本棚があった。タイトルを見ると、百科事典のようだった。おそらく全部、揃っている。凄いなー。百科事典なんて図書館でしか見ないよ…。
リビングは、光が入るので多少明るかったが、何だろう暗いのだ。雰囲気?時間が、止まっているような、感じ。
キッチンも見せてもらいお風呂も見る。Y氏の言うように、一階部分で大分広い。
しかし、暗い。キッチンも、お風呂も北側にあるからだろうけれど…やっぱり明かりがついてないから?かな。天気のせいかな?けして汚いワケじゃない。ただ、使っている印象が薄いような・・。なんだろうこの違和感・・。
家主さんに案内され、2階にも行く。
2階は3部屋あった。
家主さん「二つは息子の部屋なんですわ。荷物はそのままで、今一緒に住んでませんが。」
息子さんの部屋と呼ばれる部屋は、壁に高さのある本棚が置かれ、びっしり本が詰まっている。本好きの一家なんだろうか。そして、勉強机と椅子。一階に比べ明るかったが、部屋主を失った部屋は寂しく感じた。
寝室、と呼ばれた部屋には、ダブルサイズのローベッドが置いてあった。奥さんは、別れたか、亡くなったのかもしれない。
家主さん「ウォークインクローゼットもあります。」
家主さんが、開けてくれた先には、びっしり洋服が並んでいた。他に、雑然と物が置かれていた。ああ…と思う。何かこの家全部が、生気がない。過去のまま時間が止まっている感じ。今、が感じられない。びっしりの洋服の中に女性ものの洋服もあって、でも服の持主はきっとこの家にはいないのだ。
あらかた見終わると、猫ママがおかを抱っこし、猫パパが、部屋のあちこちを見に行った。
廊下に、おかを抱えて座る。もし、住むなら、書斎を寝室にして…と思いを巡らせる。だが、ちっとも気持ちが浮かない。暗い部屋の中で、自分が住むイメージが湧かない。
猫パパが見終わって階段から降りて来た。
猫ママ「見た?」
猫パパ「うん・・・。不動産屋さん、どうしたんだろうね。これ、見終わったけど、どうしたらいいのか・・・。」
猫ママ「そうだね・・・。」
猫パパ「・・・・・。」
家主さん「・・・・・。」
そこへ、インターホンが鳴った。
長くなったので今日はここまで。最後まで読んでくれてありがとうございます(ΦωΦ)
次回へ続く。