こんばんは\(^o^)/猫ママです。お家ジプシーも20回目を迎えました。
この20回目までで、大体…7ヶ月くらいの経過です。
あー長い。こんなに長くうだうだやってるとは思わなかった。
というか、まだ終わってないし(ToT)
終わってないんよー。
建売住宅をさくっと、3ヶ月で決めた、というママ友とか超羨ましい。
お家作り、大変だわぁ。
築39年の物件を見に行く 布基礎とベタ基礎
猫ママは、懲りずに、次こそ運命の物件だと思っていた。
支援学校に近い。
商業施設も近い。
言うことなし。
けれど、冷静な猫パパ。
「見なきゃ分からないよ。」
そうねぇ。そうなのよ。でも夢を見たっていいじゃないか。
件の物件の前で、車から降りると、合計3人が待ち構えていた。
新人営業の高畑くんと、作業服を着た2名。
その2名がどうやら、リフォーム屋さんということなのだろう。例によって名刺を渡される。
田代「はじめまして。田代と申します。よろしくお願いします。」
シャキシャキした感じの子柄な男性だった。
挨拶もそこそこに、おかを猫パパは抱えて、物件に入る。
なかなか広くていいじゃん、と思っていた矢先…
田代「猫山さま。申し訳ありません。私どもも築年数の割には状態がいいと、聞いていたのですが…色々問題がありまして。」
と、キッチンに入った途端、切り出した。
そして、キッチンの床収納を外すと、中を見るように促された。
そこには、土と家の基礎部分が見えた。
田代さん「これ、布基礎という、今ではあまり見られない珍しい基礎です。今はベタ基礎がほとんどです。これは…ちょっと不安定です。もし、ここにお住みになるなら、この基礎部分から、やり直さないといけません」
お…おう。
猫パパも覗き込む。
布基礎の方がベタ基礎よりも、不安定らしい。絵が下手だが、イメージ図は上記のような感じ。しかも、なんか若干、布基礎にズレが生じていた・・・。
田代さん「更にですね…他にも問題がありまして。」
すぐ隣の和室へ行くよう、促された。
天井の雨漏り?
田代「この上をご覧下さい。跡がありますよね。おそらく水が染み出していると思われます。」
猫ママ「……。」
猫パパ「あぁ…。これは(笑」
笑うしかない。
天井にくっきりとしたシミの跡。しかもここは一階部分だ。二階はどうなっているのやら…?
田代「ここはですね…猫山さんご夫婦がお住みになるには、おすすめ出来ません。高畑とも話していたんですが、老夫婦の方ならまだしも、これから長く住むには…かなりのリフォームが必要になってくるかと…。今、大丈夫でも、数年後またリフォームに数百万かかるとかいう可能性が高い。こちらとしても自信を持って売ることが出来ません。なぁ、高畑。」
高畑くん「そうですね…」
田代さん「勿論、売ることは可能です。けれど売る側として後悔しそうな物件です。」
猫パパ「あぁー……。残念ですね…。立地もいいものですから。」
田代さん「ですので、この辺り一体にビラを配ろうと思うのです。売りたい方が出てくるかもしれません。ただ、いい中古が出てくるのを待つのではなく、訴えかけてみる。そして、ですね。もう一度、新築の可能性も考えてみませんか?値段的にダメ、ではなく本当にダメなのか、シュミレーションしてみましょう。」
シュミレーションをしてみた結果と団体信用生命保険
おかは、すやすや眠ってしまった。
田代さんは、パソコンで、猫パパの収入、大きな買い物(車)、旅行資金、など細かく入れていく。
ここで、おかの特別障害児福祉手当や児童手当も収入として、入れた。成人後のおかの障害基礎年金も。
結果、無理なく返済出来る、結果が出た。
だが、あくまで、子供の手当を含めたら、の話だ。
入れなければ、キツイ。私も働かなければ。
田代さん「お子さんの手当も、国から支給されているありがたいものですし、収入として考えてみてもいいのではないでしょうか?一番、不安定なのは、今、ですよ。新築をご購入されることで、団体信用生命保険、いわゆる団信に入れば、もし、猫山さまに何かあっても、住宅ローンが免除になります。今、色んな種類が出ていまして、ガンと診断されたら免除、とか要介護状態で免除とかあります。でも賃貸はずっと、何があっても家賃を支払わなくてはいけません。これは、とても、リスクがある状態なんですよ。でも、家を購入されて、団信に入っていれば、もし何かあっても家は保証されるワケです。これは、心強いことですよ。」
なるほどー。まぁ分からなくもない。
田代さん「ですので、なるべくお金をかけないで、しかしかけるべき所はかけてっていうやり方でうちはやらせてもらうんで、一度検討されてみませんか?ちょうど、今、モデルハウスを建築中なので、内部の様子もご覧頂けますし、メーターモジュール法で作っていますんで、廊下も広いです。ぜひ、一度、体感してみて下さい。最後に決めるのは猫山さまなので。」
そこまで言われてしまうと、猫パパも猫ママも何も言えなくなってしまった。
そしてまさかの、新築を再度検討、ということに…。
しかしそれは仕方がないことなのかな。
あまりに中古物件と縁がない。5件回った。そのどれもが、ダメだった。
私は、すごろくでいう、いわゆる振り出しに戻された感満載だった。
あーあ。やっぱり、新築なのか。
とりあえず、次のアポイントを取り、帰宅した。
猫パパの不信感
猫パパは、機嫌がちょっと悪かった。
猫パパ「あーまた、新築の話かー。またあれをやるのかー。つーか、もう新築なら、R工務店でいいじゃん?」↓R工務店への返事
猫ママ「そういえば、まだ返答してないんだっけ?覚えてるかな?」
猫パパ「覚えてるっしょ。あぁ、もう嫌だなぁ。時間かかるよ、ここからまた。」
土地の話、間取りの話…新築は道のりが長いので何回も打ち合わせに行かなくちゃいけないのだ。
猫ママ「でもさ、しょうがないじゃん。あそこまで言われて、もういいですなんて言えないっしょ。」
猫パパ「ふらっと中古を見に行っただけなのにさー、シュミレーション始まっちゃってさー、新築の話になってさー。あれ、絶対、用意してたよ。あのプレゼン。」
猫ママ「え?そうかな?」
猫パパ「絶対そう。じゃなきゃ、あんなにスラスラ出て来ないよ。」
猫ママ「まあまあ。中古も探してくれるって言ってたよ。」
猫パパ「どうかなぁ。新築売りたいんじゃないの?そっちのほうが儲かるっしょ。」
猫ママ「まあねー。でもさー、もう中古と縁がないんだよ。結局、今回のもダメだったじゃん。やっぱり新築?」
猫パパ「うーーーーーーん。」
リーズナブルでいい中古を、と求めてもどうにもうまくいかない。
そしてやはり、新築?って気持ちにフラフラ。
猫山さんちの家探しは、まだまだ続く。
最後までお読み頂きありがとうございました(ΦωΦ)