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もし、健常児を産んでいたら?

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こんにちは\(^o^)/

いい天気の中、歩いて5分の公園の中を散歩した。

地面に広がる落ち葉の上を歩いて、どんぐりをところどころに発見して。

平日の日中にいる公園の人たちを、観察した。

シニア世代の人たちが、紅葉を見ながら筆を動かしていた。

テニスコートでは、年配の人たちが楽しげにテニスをしている。

赤ちゃんを連れたお母さんが、散歩をしていて。

本格的な格好をした人たちが、ジョギングをしているのにすれ違う。

平和過ぎる。

ゆっくりと時間が流れている。

もし、健常児を産んでいたら、平日の昼間にゆっくり公園を散歩をする時間なんてないだろうなぁ。

正社員で朝から夕方まで働いて、帰宅後にご飯を作って、子供を寝かしつけて…っていう生活をしていたに違いない。

時々、家族旅行をして。

子連れで海外旅行とか…憧れがあった。

…が、現実的に、今は厳しい。肢体不自由児を連れて、海外旅行なんて…国内でも疲れるのに…ハードルが高い。

家の購入も考えなかっただろう。

私は、健常者の世界にいて、障害者の世界に触れることはあっても、関わることはなかっただろう。

健常児と生きる世界。

福祉と関わりのない世界。

その世界は、もはや戻れない場所だ。

難病の子供を産むことにより、自分の未来も生き方も人生も大きく変わった。

人生っていうのは、時に自分の選択出来ない状況に、道に追い込まれることがあるね…。

私が出来ることといったら、諦めて対処して、その中で生きる術を見つけることくらいだ。

今いる場所が、十年前と全く違った所にいるように感じて不思議な気がする。

健常児を産んでいたら、呑気に二人…目も考えていただろうし、実際、二人の子供を連れていたかも。

(我が子は遺伝性疾患なので、二人目は考えられなかった)

働いていた職場に、定年まで勤めていたかも。

今日は天気が良くて、あまりに何もかもが平和で、目に写る景色が綺麗で、…一瞬、自分が障がい児の母ということを忘れた。

今、住んでいる場所は、一人暮らししていた場所から近い。

今日行った公園も、独身の頃一人でよく歩いた。

景色は何も変わらないのに、私の状況の変化よ…。

人生の変化よ…。

一緒に市の療育の役員をやっていた知的障がい児のママが、

「自分が働くことによって、自分が障がい児のママだっていうコンプレックスを忘れられる。」

って言ってたことを思い出した。

コンプレックスかー。

私はコンプレックスはないが(きっと我が子は身体的にも知的にも重度なので、健常児と比べる気すら起きないんだろう)、自分の世界を持つってことは大切だと感じる。

子供の介護が大変で、正社員を辞めてしまったが、自分の世界は、持ちたい。

障がい児の母としての自分以外の場所が、欲しい。

働きたい。

住宅ローンも始まったことだし、お金を稼ぎたいってのもあるが。

自分の世界を持ちたい。

社会と繋がりが欲しい。

もう、専業主婦は飽きた。

これだ。

これに尽きる。

介護休暇も含めると、丸3年近く働いていない。

働きたいわー。

働くことで、母親以外の生き方をしたい。

バイトも2種類くらいしたいなぁ。

…と今日は、とりとめない記事になってしまいました。

たまにはいいか。

さて、皿を洗って風呂にでも入ろう。

就職活動は、もう少し先のことだ。 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました(ΦωΦ)

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