先日、外来でしたー。
某田舎から某都会まで、電車で2時間かけておか(重症心身障害児)と通院している。
はっきり言って辛い。
何が辛いか。
電車が嫌い過ぎて大騒ぎする
1番辛いのは、電車が嫌い過ぎて大騒ぎすること。
聴覚過敏だからか、泣きわめくことがあって、それをなだめるのがきつい。まだまだ小さいからいいけど。。騒ぐと周囲の視線が痛い。
もう、おかと一緒にいるだけで、周囲に気を使う。この間、やっと騒ぐおかをなだめて、ぼうっとしていたら、普通席へ座っていたカップルが私達の元へやってきた。
ちなみに私とおかは、窓際の一角いた。
お姉さん「良かったら、お席どうぞ」
2mくらい離れていた席からわざわざお出ましなさった。その時のお姉さんが、もう、凄い素敵な笑みを私にかけてくれて、なんつーか、夏休みからずっとささくれだってる心がめちゃくちゃ癒やされた!
心美人とは、このときのお姉さんのような人を言うのだろう。
私「いえいえ、大丈夫です!」と丁重にお断りしたが。車椅子の子供を連れて歩いてると、たまにこういう優しさに触れたりする。
ありがとう、お姉さん。
優先されることを期待するが、優先されないことは多い
普通席に座っている乗客に、席を譲られたことは、数回あるが、優先席を譲られたことは一度もない。
優先席は大抵空いているので、座れるのだが、たまに埋まっていることがある。
この前もそのパターンだった。私は、帰宅時で疲れてたこともあり、誰か譲ってくれないかな、と思ったが誰も譲ってくれなかった。
その時座っていたのは皆、40〜50代の男性である。仕事で疲れ切っているのか、私が優先席近くの窓際に居ても、見向きもされなかった。ひょっとしたら、全員内部障害持ちの人だったかもしれないが、ちょっと残念だった。
優先席って、優先されないことが多いな、と思う。
また、エレベーターでもしかり。
歩ける人は、歩いて欲しい。
私とおかが、エレベーターの列に並んでいると、少数だとお先にどうぞって言われるけど大勢だと無視が多い。
まぁ、私とおかの存在に気づいて、エレベーターの列から階段へ向かう人も一定数いるのだが。
普通に歩ける人でエレベーターがいっぱいになって、おかと私は乗れないってこともまぁ、よくある。
こういうとき、なんだかなーって思っちゃう。
まぁ、無になるだけだが。なんだろ、ちょっと残念な気持ち。
少数派になるということ
少数派になると、普通ではないことを、否が応でもなく自覚させられる。きっと不特定多数の中に入り、異色である自分達を痛感するから電車は疲れるんだろうなぁ。。
気を使われたり、不躾な視線にあったり、優しくされたり、色々な感情をお互い持ってしまう。
そんなワケで、通院の翌日はぐったりしてる。
お疲れ、自分。